カスペルスキー Linux向け無料マルウェアスキャナーの提供開始
カスペルスキー社は、Linuxコンピュータが最新の脅威にさらされていないかスキャンできる専用の無料ツール、「Kaspersky Virus Removal Tool (KVRT) for Linux」をリリースしたと発表（2024年6月11日）しました。
Linux向け無料マルウェアスキャナーの提供開始
当社は、既知のサイバー脅威についてLinuxシステムをスキャンできる無料のアプリケーションをリリースいたしました。
blog.kaspersky.co.jp
KVRT for Linuxは、コンピュータやサーバーへの攻撃をリアルタイムで監視することはできませんが、マルウェアやアドウェアだけでなく、システムメモリ、スタートアップオブジェクト、ブートセクタ、OS内のすべてのファイルをスキャンし、既知のマルウェアを検出、攻撃に使用される可能性のある合法的なプログラムも検出できるとしています。
KVRT for Linuxには、アンチウイルスデータベースを自動更新できないので、最新の脅威を認識させたい場合は、1日に数回更新されるカスペルスキー社のWebサイトから、手動で、新しいバージョンのプログラムを毎回ダウンロードしてから、以下の手順でスキャンさせます。
ダウンロードフォルダにある「kvrt.run」→右クリック→プロバティ→アクセス権→「プログラムとして実行可能」にチェックを入れます。
ダウンロードフォルダにある「kvrt.run」を右クリック→プログラムとして実行を押す→パスワードを入れる→ターミナル（端末）の画面が走る→下記画面が出てくるので、3項目全てにチェックを入れて右下の「Accept」ボタンを押します。
カスペルスキーの「Virus Remova Tool」画面が出るので「Start scan」ボタンを押します。
