作・演出:赤松美花
上演作品名:明日へのレクイエム
日時:2010年6月5日(土)19時・6日(日)14時
上演時間:90分
会場:シーモールホール(山口県下関市)
出演: 志士・田(でん)/加藤孝明 響(ひびき)/橋本(山中)美穂 浪士・ケン/ゆうき つばさ/yukie 女・はる/赤松美花、波美/柳之内まり子
公演案内チラシ
ストーリー
時は明治維新のちょっと前、ひとりの志士が志(こころざし)半ばで命を落とす。
そして、時は移って現代。テレビドラマ「晋作伝」の風に乗り、観光客の増大を目指す地方都市(下関)。そんな観光地を訪れた響、波美、つばさ。
まさか、この後、志士と出会うことになろうとは思いもよらなかった。
お客様のアンケートから
20代・女性
お疲れ様でした。舞台…めっちゃ良かったですよ。また長い感想ですが…地元の観光名所とかが出てきたりして、今まで以上に話が頭の中に入って楽しめました。最初の幕末シーンから笑いもあり、シリアスさもありでこのシーンがこれから内容に絡んでくるのか気になって…現代に移ってからお墓参りのシーンで響・つばさ・波美の3人のやりとりや石ころを見つけるシーンなども本当にその場所でやっているように思えるくらいリアリティがありました。
田さんが出てきて、最初のシーンの話が繋がってきてまたドキドキわくわく…響・つばさ・波美・ケンの現代メンバーと田さんとの話のヅレたかも面白くて、1番好きなのは響と田さんの魂のやり取りでしたが
でも過去からの因縁もあり、東行庵にいた女性が話に深く切なく関わっていたり、田さんの願い、幕末という時代の切なさと…笑いだけでなくグッとくる話、演技が“劇団新波”の魅力だなぁと思いました。
今まで見た新波の舞台も大好きですが、今回の「明日へのレクイエム」は何度も見たいと素直に思えるくらい良かったです!
40代・男性
とても見応えのある舞台を本当にありがとうございました。大学時代に少しだけ演劇についてかじったことがあるだけでしたが、久しぶりにその時の血が騒ぎ始めました。現在はバンド(音楽)活動に夢中ですが、演劇も音楽も、どちらもやはり“ライブ”が最高なんだと、今日あらためて思いました。これからも末長く活動して下さい。今日は本当にありがとうございました。
30代・女性
歴史の見方を変えると、たくさんのドラマが生まれますね。今まで考えた事もなかったけど、すごく新鮮でした。カトさんが本当の武士に見えました!
無記名
初めての劇の鑑賞でしたが、迫真の演技に心を動かされるものがありました。ありがとうございました。
無記名
陽の当らない維新の志士を中心とした内容はよかった。出演者の迫力ある熱演に拍手。
再演・再々演へと
2010年6月、劇団新波第33回公演で初演の「明日へのレクイエム」は、翌年の2011年10月、北海道で、劇団新波の第35回公演「明日へのレクイエム2011」としてキャストとストーリーを変えて再演することになりました。また、2016年2月、劇団新波第39回公演で「明日へのレクイエム2016」としてキャストとストーリーを変えて再々演することになりました。この演目は、その後も2024年10月の城下町長府文化祭で、また2024年11月の長府毛利邸での野外劇として、大幅にキャストとストーリーを変えて上演し続けていく作品となっています。