作・演出:加藤孝明
上演作品名:MISSING
~記憶を失っている者が3人・・こんな偶然ありえない~
日時:2009年11月21日(土)19時・22日(日)14時
上演時間:90分
会場:シーモールホール(シーモール下関4F、山口県下関市)
出演:山中美穂、赤松美花、ゆうき、柳之内まり子、yukie、加藤孝明
公演案内チラシ
ストーリー
記憶を失っている者が3人・・・こんな偶然ありえない!なぜ、彼らは記憶を失くしたのか、自分は誰なのか、何をしようとしていたのか。自分を探すことを決意する3人。過去の記憶をつなぐのは覚えのない物の数々・・「思い出せ。おまえは誰だ。」「私は誰?私は何をしようとしていたの。」
取り戻せ!自分自身を!取り戻せ!失われた時間、Missing Momenntを!
「MISSING」について
舞台は、記憶をなくした3人が自分探しの旅を始める所から始まります。このシーンは、今回の公演タイトルの「MISSING」の記憶が“欠けている”という意味になります。
その後、あけぼの物産の社員のひとり(八木)の妹が行方不明になり、同僚が一緒に妹を探すために協力し始めるというシーンへと展開します。こ のシーンは“行方不明”という意味になります。
今回の役者は、ひとり2役のような感じで進みますが、実は記憶を失くした1人の人物を記憶がある時(これは少し前の物語、過去になります。あけぼの物産社員)と記憶がない時(こちらは現在になります。ZEAのメンバー)が交錯しながら進みます。つまり、記憶を失くした人たちが、自分自身の記憶を探す事で、自分の過去を探しに行き、自分がどういう人生を送ってきたってきたのかを発見する 物語です。
あなたにとって、大切な人は、誰ですか。心から信頼しあえる友人がいる人は、とても幸せな人だと思います。でも、実は、私たちは、とても、孤独 な存在です。あなたは、自分の人生が大きく変わろうとしている時、あなたの傍で親身になって相談に のってくれる人がいますか。友は、自分に不幸な転機が訪れようとする時に、その友の真価が発揮されます。逆に、そういう時にこそ、自分自身の人間性が試されます。自分が、その人と真剣に向き合ってきたか。自分が、その人にどれだけ寄り添ってきたか。その人をどれだけ思ってきたか、その思いが相手に伝わっていたか。そんなことが、試される瞬間でもあります。そして、それは、その人が、どれだけ自分にとって大切な人であるか、わかる瞬間でもあります。
今、世界は、不況と貧困の中にあります。自分の人生の目標を見失っている人も少なくありません。この芝居を見て元気を取り戻してもらえたら、そんな芝居にできたらと思って、今回の作品「MISSING」を書きました。 作・演出 加藤孝明
お客様のアンケート
10代・女性
仲間を本当に信じるって何かなぁって思いました。
10代・男性
今回、2回目だったのですが、あいかわらずのクオリティの高さに感動しました。特に照明の使い方は色々と勉強になることが多く、今後の部活動に生かしていきたいです。
20代・女性
仲間を信じることの大切さと素晴らしさを改めて感じました。
10代・女性
前回とまったくちがい、迫力ある劇でした。でもウルウルさせられる所もあり、とてもカッコよかったです!
20代・女性
記憶を失って…というのを聞いてたのでどういうのだろうと思ってたんですが、ストーリーについ集中してしまうくらい内容が濃いなぁと思いました。ちょっとテンポが早くて今どうなってたっけ??と中間で思ってしまうとこがあったんですが、笑えるとこは笑えて、シリアスなとこはしっかりあったので飽きずに見れました。ボスの登場シーンや八木・浅井・墨田チーフに向けて田村が拳銃を向けてるシーンが好きでした!スモークと光で見えそうで見えないっていうのと八木・浅井・墨田チーフの表情や動きにドキドキハラハラしてしまいました。全部内容がわかった時には、信じるっていいなぁと思いました。
40代・女性
熱演だった。シンプルな舞台だったので、よけいにそう感じられた。記憶を取り戻そうと不思議な事件に巻き込まれて、どうなるかと思ったけど、守られてて安心した。
40代・男性
光とかげの演出がすごかった。内容もわかりやすくおもしろかった。また見たいです。
無記名
記憶喪失から3億円事件へとつながっていく展開は予想外で面白かったです。謎解きだけでなく個々の人間ドラマも描かれていると思いました。