劇団新波 第23回公演「二千年女王」

作・演出:加藤孝明

古代神話の世界の王位継承の争いに巻き込まれた現代人たちを描くパラレルワールド

福岡公演 北九州演劇祭参加

日時:2001年11月3日(土)14時、19時・4日(日)14時

上演時間:90分

会場:スミックスホールESTA(福岡県北九州市)

出演:千年女王・佐々木深雪/赤松美花、エセ二千年女王/山中美穂、二千年女王・中澤直美/MT、イザナミ/Yukie、イザナギ・村藤/MK、聖徳太子・斎藤喜一/中須賀淳人

公演案内チラシ

 

 

 

 

 

 

ストーリー

古代神話の世界-三種の神器を巡る王位継承争いが繰り広げられている。二千年女王はイザナギに、千年女王はイザナミに、「まさかの玉」をみつけてくるよう命令を下す。二千年女王と千年女王は互いに罵倒しあっているところへ、聖徳太子が「何が千年、二千年だ。おまえらは鶴と亀かー」と現れる。そこへイザナギ・イザナミもやってくる。互いの名前をバカにしていると、穴を掘る音が聞こえる。神の存在を天下にしらしめる時がきたと、二千年女王・千年女王・聖徳太子が去った後、イザナギ・イザナミは天のぬぼこをかき回し、日本国を創る。と、また、何かを掘る音がする。イザナギは「もうすぐ人がこちらの世界に迷い込む」との言葉を残して去る。
現代-遺跡発掘現場-2000年前の弥生人の脳がみつかった話をしている直美・深雪。なんとかその話の輪に入ろうとしては怒られている喜一。その現場を指揮する、「神の手を持つ」と言われる村藤が現れ、穴を指し、「ここを掘ると真実が現れる」と告げながら、喜一を穴に放り込む。何かをみつけたような言葉を残して、喜一がいなくなる。心配になった直美・深雪は穴の中へ喜一を追っていく。

お客様のアンケートから

●夢の1時間30分でした。新波さんから、元気を吸収しています。

●楽しかったです。普段みるような芝居の雰囲気じゃなかったので、すごい新鮮で、のめりこみました。とにかく声がすっごい通って、キレイ。

●今日初めて舞台を見させて頂きました。とてもおもしろかったです。ただ初めて見たせいか、ストーリーが少しだけわかりづらかったです。とはいえ、オリジナルであれだけできてるのに、すごくびっくりしました。

●若いエネルギーを感じて、元気をもらった感じ。話の内容もひきこまれるものがあって良かった。

●とてもおもしろかったです。でも、少し難しくて、今までとはちょっと違う感じがした。感動的なシーンもあれば、、笑える所もあって、見ていてとても楽しかったです。少ないセットで、あれだけのことを演じられるのはすごいと思いました。喜一のキャラが良かった。